＜会社概要＞ 難易度の高い多種多様な小径パイプ曲げ加工を実現するなかで、常にこだわっているのは仕上がりの「美しさ」です。 通常、パイプを曲げると、曲げた部分の素材の厚みが変動したり、何重にもシワが入ってしまうことがあります。 平成工業は、ただまっすぐに「美しく曲げる」を50年、追求してきました。 技術とノウハウを50年積み重ね独自開発した専用金型は、複雑な形状にも高精度な「曲げ加工」でお客さまのニーズに応えています。 近年、弊社の技術は自動車部品だけでなく、より精度の求められる半導体製造製造機器など多くの分野・業界で使われており、拡大していく見通しです。 ＜事業内容＞ 1.パイプ加工2.無酸化ロウ付けをコア技術に、試作から量産まで一貫生産を行っています。 一貫生産することで、安心安全な製品を高品質かつ、低コストで提供しています。 量産だけでなく、多品種少量生産にも対応できる最新鋭のCNC自動パイプベンダーと無酸化ロウ付け炉を保有し、多様なニーズにお応えしています。 平成工業＋α（プラスアルファ） 本プロジェクトは、次世代に向けた新たなチャレンジとして、既存事業（パイプ加工、ロウ付け）以外の技術領域を広げ、多分野での受注拡大を目指すプロジェクトです。 パイプ加工 その名の通りパイプを曲げる加工です。 ステンレスなどの比較的加工が難しい材質に対応していることはもちろん、パイプの直径がφ4mmの細パイプからφ38mmの太パイプの曲げ加工まで幅広い加工が可能です。 NCパイプベンダー（作業データを入力して数値制御をもとに加工を施す機械）を利用して、誤差がほとんど出ない、精度の高い曲げ加工を行います。 一方で、パイプベンダーと呼ばれる配管を曲げる工具を自社用に開発し、職人の手作業による加工も行っています。 無酸化ロウ付け 金属を接合する工法の一つです。 接合する母材と母材の間に合金 (ロウ) を溶かし毛細管現象で浸透拡散させます。これを冷却・凝固することで接合します。 連続炉の中で還元性ガスを用いて雰囲気中で加熱し、ロウ付けが行われます。ロウ材を接着剤のように用いる事で、母材自体を溶融させずに接合させる工法を言います。美しい仕上がりと母材以上の強度で接合できることなどが特徴です。